芭子が神宮球場のすぐそばのベンチで、声もなくはらはらと泣き続きる場面で私も泣いた。その喪失感に胸をつかれ、読み続けることができずに本をおくほどに。
てなわけで大満足の一作。乃南アサのうまさに膝を打つ。
ずっとゲームモードが続いていて、「ボーダーランズ2」ばっかり日に夜をついでプレイし続けていた。オーバーパワーのレベル2が自分の限界らしいと気づいて、すっかりゲームをやる気が失せた途端に読書モードとなった。
半年ほどゲームモードだったので、おもしろい未読の本がたくさん溜まったみたい。しばらく楽しめそうだ。